名人師匠に軽く勧められたあの日から、私の修行は始まった。別府八十八湯ひよっこ名人 あゆです。
THE!別府のジモ泉!という雰囲気をしっかりと堪能できる『前田温泉』
実は、私が初めて入った別府のジモ泉。
やはり、1番はじめに入ったジモ泉(共同浴場)は、今でも印象に残ってます。
今はそれぞれのジモ泉(共同浴場)の雰囲気などがわかり、だいぶ慣れましたが、初めて見たときは自分が知らなかった世界にやはり色々と衝撃でした。
今回は別府市上人本町にある『前田温泉』を紹介します。
【亀川温泉】前田温泉とは?

別府市上人本町にある前田温泉。
大通りから入った住宅地の中にある共同浴場で、たっぷりと別府の共同浴場文化に触れることができる施設。
数年前に一度、人手不足でしばらく閉鎖していたか、閉鎖しようとしたか…という問題があったそうですが、別府大学の学生さんたちなどがボランティアを行い、現在も運営ができているらしい。
別府の共同温泉の管理の人で不足は、ここ以外でも聞きます。
この文化を絶やさないよう、ボランティア活動をされている人も多い様子。
入浴する裏で、いろいろな人の努力があるんですね。

大学が近いので、夜は近くに住む大学生も入りに来るんだろなぁ。
令和の時代に、赤いマフラー手ぬぐいにして石鹸カタカタ鳴らす〝神田川〟の世界観を楽しめる学生って羨ましい。
今の学生が、カップルで行って石鹼カタカタ鳴らしながら待つかはしらんけど(笑)
お湯は、鉄輪からの引き湯とのこと。
別府のジモ泉(共同浴場)は、右が男湯・左が女湯が多い気がしますが、ここ前田温泉は左が男湯で右が女湯になってます。
この違いも、後から気が付いたわけで、初訪問の際は何も考えずに入ったんだけど。
あとから、いろいろとわかってくるのも88湯巡りの面白さですね。
今回は前田温泉を紹介します。
前田温泉へのアクセス
前田温泉の場所は、別府大学近く。
別府駅から別府インター共に、車で10分少しの場所にあります。
車が多い時間帯でも、15分あれば到着するかと。
路地裏に入った場所にある温泉なので、初めて行く際はナビを入れての訪問がおすすめ。
場所・行き方
前田温泉は、別府大学通りを路地裏に入った場所にあります。
車がない場合は、別府駅からすぐ隣の別府大学駅まで、電車で移動しても良し。
別府大学駅からは、徒歩5分ほどの距離です。
バスで訪問する場合は、別府大学前でバスを降り徒歩5分。
もしくは、宝寺字バス停で降りると徒歩2分ほど。
前田温泉の駐車場
前田温泉には専用の駐車場がありません。
近くに有料駐車場があるので、前田温泉に車で行く際には周辺の有料駐車場を利用して訪問しましょう。
前田温泉の施設レポート

前田温泉は、別府の共同浴場でよくある〝半地下〟の構造。
脱衣所が上にあり、階段を降りて浴槽へ行きます。
脱衣所と浴室にドアなどはなく、入ったら浴室まで一望できる光景(笑)
今は私の中でも、この光景は〝当たり前〟になってきましたが、1番最初の訪問はなかなか衝撃でした。
この半地下の構造は、ポンプがない時代に湧出した温泉を浴槽にためるための知恵だったそうです。
外観
外観は数年前にリニューアルされているので、比較的綺麗です。
入口の看板などに、ネオンが使われています。
夜は、このネオンに明かりが灯るようですね。
ちょっと台湾っぽい雰囲気が出そう。
このネオンは、大学生のアイディアでしょうか。知らんけど。
前田温泉の施設の雰囲気
大きな窓がある浴室。タイル貼りの床。
中央には、丸型の小さな浴槽。
THE・別府ジモ泉スタイル。
シャワーなどはありません。
料金(入浴料)

前田温泉の入浴料は別府市内の人は100円。
別府市外の人は200円。
学生は100円となってます。
ちなみに、小学生以下は無料。
支払い方法
- 現金のみ
入口にあるポストのような料金箱にお金を入れ入浴します。
実際に入ってみた(入浴レポ)

前田温泉は、私にとって初めての別府ジモ泉でした。
初体験の私にとっては、この半地下の構造がとても衝撃的で、ドアを入ってすぐに出現するこの光景に挙動不審になったことを思い出します。
私の初めての共同温泉は、タイミングが良く誰も入っていなかったので良かったのかも。
正確には「誰かと一緒に入るのはちょっと…」と88湯めぐり大不向きのワガママをいう私に、名人師匠が誰も入っていない時間帯であろうジモ泉めぐりをしてくれたんだけど。
これで誰か入ってたら、どうして良いのかわからずパニックになった気がします。
今は、誰かいても楽しくお話ができるまでに成長してます。
ただ、やっぱり内心は平気ではないので、誰も入っていないことを願いながらドアを開けてますが(笑)

入った瞬間は、初めてみる光景にいろいろ衝撃を受けたましたが、私はこういうレトロな空間が好きなんです。
衝撃を受けたものの、このたまらないレトロ空間に一気に興奮。
脱衣所には木製の棚。
ここに荷物を置き、脱いだ服や着替えも入れます。
誰か来る前に!と猛ダッシュで服を脱ぐ。
これは、今でも独占状態の時は変わりません(笑)
タイルに囲われたスペースの中央に、丸い小さな浴槽のみ。
この殺風景な光景が、初体験の私には斬新すぎてテンションが上がりましたね。
名人師匠に習った作法で浴槽に入ると、いやぁ…気持ちが良い。
こりゃ最高だ。
綺麗に設備が整った温泉施設とは、全く違った良さがあります。
男湯側では、師匠が地元の人と会話をしている声が聞こえてくる。
そして「あがろうか~!」と、私に向けての声…。
「はーい」と返事をする。
これ、昔のテレビとかであった銭湯のシーンじゃん。
令和の時代に、この文化が残ってるのは、すごいよ!別府!と感動の体験でしたね。
そして、この後に…私は別府温泉道八十八湯めぐりのスタンプを集める〝スパポート〟を入手したのでありました。
前田温泉の88湯スタンプ
前田温泉のスタンプはこちら↓

ちょっとインクが切れかけていて、薄くなっちゃいました💦
基本的にインクはしっかり補充されている温泉が多い印象だけど、たまに付きが悪いスタンプ台のこともあります。
前田温泉のスタンプ設置場所
入口の料金箱横に、88湯めぐりのスタンプが設置されてます。
前田温泉 詳細情報
【前田温泉】
住所:大分県別府市上人本町1-21
営業時間:6:00~9:00/16:00~20:00
定休日:不定休
料金:200円
駐車場:なし
まとめ
私の中で、初体験のジモ泉となった前田温泉。
正確には、この前田温泉を訪れる前に、明礬温泉エリアの『奥みょうばん山荘』に入ってますが、別府の共同温泉の文化を知るという点では、まさに私の修行開始の場所。
それぞれの温泉に特徴があり記憶に残っていますが、やはり〝スタート地点〟という場所は、これからも強く残るだろうなぁ。
修行を続け、共同浴場に少し慣れてきた今、また足を運んでみたいと思ってます。

