名人の称号を持つ友人に軽く勧められたあの日から、私の修行は始まった。
別府八十八湯名人への道 ayuです。
〝私も名人になりたい!〟と夢中になり別府通い。友人も驚くほどのスピードで〝名人〟の称号を取得。これで終わり!…かと思いきや、通えば通うほど別府の魅力にハマり修行継続中。
大通りから1本入ると一気に喧騒が遠のき、どこか懐かしさを感じる住宅地。
この中にある富士見温泉。
別府市富士見町にある、昔から地元で愛される共同浴場です。
今回は、これぞ!別府のジモ泉!と感じる、昭和レトロな雰囲気の富士見温泉の入浴レポと、富士見温泉の入浴料金やアクセスほうほうなどをまとめて紹介します。
【別府温泉】富士見温泉(別府市富士見町)

別府市富士見町にあるジモ泉(共同浴場)富士見温泉。
入口に設置された禁忌症と適応症の看板には、昭和60年の文字。
地域の方たちに長年愛されてきたことがわかる佇まいです。

場所・アクセス方法
富士見温泉は、富士見通りから入ってすぐの住宅地にあります。
別府ICから、車で15分ほどの距離となります。
バスで行く場合は『富士見4丁目』のバス停で下車し、徒歩2分ほど。
別府駅から、徒歩で10分少々の場所。
駅からも歩ける距離なので、車での移動ができない観光客なども行きやすい場所かと思います。
富士見温泉の駐車場
富士見温泉の駐車場は、建物横の空きスペースに2台分準備されています。
少し狭いので、大きな車が入っていると2台は厳しいかも。
外観

一見、外観は比較的綺麗な建物かも?!と思いきや、建物に近づき一歩足を踏み入れると天井の木材の傷みなどで歴史の長さを感じます。
2階部分は公民館となっており、1階部分が共同浴場。
別府の共同浴場は、このように公民館と一体型のところが多いですね。
本当に地域の人々たちの生活の一部ということが伝わります。
施設の雰囲気

富士見温泉の浴槽は楕円形。
小判型というのかな。
脱衣所から降りたところに浴槽があるスタイルも、別府の共同浴場ではよく見る光景。
このスタイルを、半地下と呼ぶらしい。
泉質は単純温泉で、3種類のマイナスイオン成分が含まれているとのこと。

脱衣所のロッカーやベンチは、なんとも年期が入っていて風情を感じます。
料金(入浴料)
富士見温泉の入浴料は200円です。
入口のお地蔵様の横に料金箱が設置されてました。
実際に入ってみた

平日の朝9:00少し前の訪問。
入口で湯上りの近所のおばぁちゃんに会ったけど、中に入るとタイミング良く先客なし!ラッキー♪
誰も来ないうちに、急いで入ろう!
半地下の温泉は脱衣所から浴槽が見えているので、わくわく感も高まる。
そそくさと衣類を脱ぎ、かけ湯で温度を確かめる。
お湯は、やっぱり別府ならではの熱さ。
しっかりかけ湯をした後、浴槽に入るとジュワァっと体の芯まで沁みこむような感覚がたまらない。
柔らかいお湯で無色透明の無臭。
クセのないお湯が、逆にクセになりそうな温泉でした。
富士見温泉の88湯スタンプ
富士見温泉のスタンプはこちら↓

富士見温泉のスタンプ設置場所
富士見温泉の88湯めぐりスタンプは、入口のお地蔵様の横に設置されています。
富士見温泉 詳細情報
【富士見温泉】
住所:大分県別府市富士見町1-15
営業時間:6:00~11:00/14:00~23:00
定休日:毎月15日
入浴料:200円
駐車場:2台
支払い方法
- 現金のみ
まとめ
別府氏富士見町にあるジモ泉『富士見温泉』は昭和レトロな温泉で、昔から残る別府の文化をたっぷりと感じることができる温泉でした。
別府駅から徒歩10分ほどとアクセスがしやすい環境で、入浴料は200円とリーズナブル。
別府温泉道88湯めぐりの修行にぴったりです。


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